ゆゆうたが「一般男性脱糞シリーズ」の封印を発表| YouTuber665
ゆゆうたが「一般男性脱糞シリーズ」の封印を発表しました。
2020/05/20更新
封印を発表
人気YouTuberの「ゆゆうた」は自身の代表曲である「一般男性脱糞シリーズ」を封印すると発表しました。
なぜ一般男性脱糞シリーズを封印したのか、その経緯をまとめていきます。
そもそも"一般男性脱糞シリーズ"とはなにか
一般男性脱糞シリーズの元となったのは、ネット掲示板「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」で起こった"ハセカラ騒動"
と呼ばれる炎上騒ぎです。
とある高校生Aは、2ちゃんねるの「なんでも実況J板」で「八神太一」と名乗り、差別的な発言や執拗な自分語りなどの
悪質な投稿を繰り返していました。
これが掲示板のユーザーから反感を買い、Aは個人情報を特定され攻撃の対象とされます。
Aはこの事態に対し"ネットに強い弁護士"と称する唐澤貴洋に依頼し、法的措置をちらつかせて事態の収拾を試みます
しかしこの唐澤貴洋の弁護士としての能力を疑う声が続出します。
やがて唐澤弁護士を"無能弁護士"と煽るようになり、攻撃のターゲットは徐々に唐澤弁護士に移っていきます。
さらに煽りに対して過剰に反応する唐澤貴洋を面白く思った掲示板のユーザーは唐澤貴洋を"尊師"として神格化し、
彼を攻撃することを目的とした"恒心教"という集団を作り上げました。
こうして唐澤貴洋の名はニコニコ動画などの他のコミュニティにも広がり、唐澤貴洋は"ネットのおもちゃ"とされて
しまいました。
今回問題になっている"一般男性脱糞シリーズ"は恒心教徒が掲示板に書き込んだ唐澤貴洋を「授業中に脱糞してしまう学生」
になぞらえた以下のような書き込みでした。
唐澤貴洋(授業中に出したら学生生活終わるナリ…)
唐澤貴洋(そうだ、大声出して音をかき消すナリ!)
唐澤貴洋「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
先生「唐澤貴洋くん、ど、どうしたんだいきなり大声出して」
唐澤貴洋「なんでもな(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ」
(2ちゃんねる より)
これを元にニコニコ動画などでは2次創作の作品が多数投稿されるようになりました。
ゆゆうたの弾き語りは3次創作と言えます。
恒心教徒が激怒
ゆゆうたは2017年6月に「一般男性脱糞シリーズ」に曲を付け、弾き語る作品を投稿し大ヒットします。
後にゆゆうたを代表する曲になりますが、同時に「2ちゃんねるの文化を私物化し、金稼ぎのネタにしている」
という声が聞こえるようになります。
当時のハセカラ騒動を知らないまま「唐澤貴洋は授業中に脱糞した人」「一般男性脱糞シリーズ」はゆゆうたの曲
として認識している視聴者も多く、何年間も尊師として扱い、"おもちゃ"としてきた恒心教徒としてはこれを
面白く思わなかったようです。
Twitterなどで拡散している画像では、恒心教徒は
「布教の域を超えている」「恒心を売名に使うな」「もうこれは尊師と関係ない」
と激怒
曲の使用をやめるか、使用するなら同時に唐沢弁護士の正しい情報を合わせて発信することを要求していたようです。
しかし、「味を占めていた」というゆゆうたはこの要求を無視し、「一般男性脱糞シリーズ」を歌い続けました。
個人情報を特定され、拡散される事態に
ゆゆうたは今年1月に「400人の吹奏楽団と歌う「一般男性脱糞シリーズ」」という動画を投稿します。
この作品が「一般男性脱糞シリーズ」の意味を知らない多くの人々を巻き込むこととなります。
これに激怒した過激派の恒心教徒はこの作品に関わった人への攻撃を開始します。
演奏に参加した人やゆゆうたを支持する視聴者などの本名や住所などの個人情報が特定され、
64人にも上る情報がネットに晒されるという事態に陥りました。
この事実を知り責任を感じたゆゆうたは5月15日にTwitterとYouTubeで謝罪。
恒心教徒の要求を受け入れ、今後一切「一般男性脱糞シリーズ」を歌わないこと、それに関係する過去の動画を
削除するとともに、対応が遅れたことを謝罪しています。