DAWに慣れることが第一
そういうときは、既存の音源を使って練習しましょう。
無料BGMの項でご紹介したようなサイトから、音源データを入手します。
練習用として使うだけなので、ハイレゾ音源を買う必要はありません。
いきなり複数パートが絡みあうようなものを扱うのは厳しいはずなので、そうですね、できればピアノソロとかオルゴールとかのシンプルなものを選んでください。
しばらくつきあうことになるので、途中でイヤになったりしない、好きなタイプの音源がいいでしょう。
ダウンロードした音源データを取り込んだら、その曲をいじり倒してみましょう。
まずは、今後DTMをやっていくうえで一番長く見つめることになるはずのエディタ画面から始めましょう。
音源データを表示する画面には以下の3種類があります。
1. スコアエディタ
「スコアビュー」「譜面ビュー」などと呼ばれることもあります。
五線譜に音符を置いていくタイプです。
2. キーエディタ
「ピアノロール」と呼ばれることもあります。
DAWの説明でよく見る、『カラオケバトル』などで歌詞の下に表示されているようなバーで入力していくタイプです。
縦が音階、横が時間になっています。
3. リストエディタ
すべてを数値で入力していくタイプです。
慣れると便利なのかもしれませんが、初心者にはかなりハードルが高そうです。
1か2のどちらかで音源データを見てみると「ほう、こうなっているのか」と思うはずです。
そこから一歩進めて、音の長さを変えてみたり、音の強さを変えてみたり、テンポを変えてみたり、音色を変えてみたり、機能をいろいろ使ってみましょう。
「ここをこうすると⇒こうなる」を理解するための練習なので、少なくとも30、できれば50ぐらいは違うバージョンを作ってみましょう。
何度も試しているうちに、だんだん慣れてくるはずです。